電線
動力ケーブル・キャブタイヤ(キャップタイヤ)・家庭屋内配線・クーラーパイプなど様々な種類と太さがあり。
中身の銅分割合・厚み・メッキの有無によって価格も異なります。
断面直径が1.3mm以上の銅線で、錫(スズ)メッキ、エナメル、表面劣化等ないもの家電製品の電力供給用として広く使われている電線であり、銅率は35%前後(但し内線は細い)。
先端部分は付いていても問題ないが、ACアダプタやタップ等、電線以外の部分はダスト扱いとなり、減額が生じる。家電線は細く、これらの部分はハサミ等で容易に除去可能であり、除去したこれらの部分は雑品として買取可能。
VA線(Fケーブル、灰色の平たい線)等が相当。
銅屑
表面が劣化(黒、青、緑色等)していても構わないが、ダスト(付物)のないもの。
ダスト(付物)のあるものは「込銅(こみどう)」となり値下げ。
焼いたものや劣化の大きなものは「下銅(げどう)」として大きく値下げ。
銅削粉の類は概して銅以外の混入や油付着があるので大きく減額することがある。
給湯器の内部の銅でできた釜。鉄等のダストが付いている場合は減額する。
クーラー
「皮」とは、エアコン配管に巻かれてある断熱材のこと。
多少の表面劣化(黒、青、緑色等)は構わないが、継目があると込銅(こみどう)となり値下げ。
皮アリの場合、真鍮を除去する必要はない。
屑扱いに付き、動作不問、室内機と室外機のセットである必要もない。
砲金
砲金とは、銅と錫(スズ)の合金(銅が80%以上)。
水道メーターの容器(外側)やバルブ(弁)の本体等がここに属するが、完全に解体し砲金のみとしたもの。砲金以外が残っているものは込砲金とする。但し水道メーターの未解体品は解体の手間が掛かりすぎるため真鍮扱いとする。
エコ物(砲金ではない)は銅が少ないため込真鍮扱いとする。
白メッキ物に注意(砲金ではなく真鍮のものがあるため)。
水道蛇口周辺のメッキ物には真鍮/砲金/まれに銅があるが、区別困難のため込真鍮とする。
ガスや水道のバルブやコック周辺には亜鉛系がよく見られるので注意。
心中
水道蛇口やナット、仏具等が相当。
真鍮(しんちゅう)とは、銅と亜鉛(あえん)の合金で、黄銅(おうどう)とも呼ばれる。五円玉も真鍮。
「真中」や「真鋳」と書く人もいる。
水道蛇口周辺物は、ステンレスの混入に注意。
ガスや水道のバルブやコック周辺には、真鍮ではなく亜鉛系がよく見られるので注意。亜鉛でも黄色を呈するものがあるので、よく確認すること。
ワイヤーカット(真鍮糸)もここに属する。
ダスト(付物)が多い場合はダスト引き。
水道蛇口周辺のメッキ物には真鍮/砲金/まれに銅があるが、分けられないため込真鍮とする。
真鍮のメッキコインもここに属するが、他の素材(ステンレス等)のコインと混ざらないようにすること。
ラジエーター
エアコンの中に入っているラジエーターであり、アルミニウムのフィン(羽)の中に銅管が通る構造をしています。
エアコンの買取価格は、このラジエーターの金属(アルミと銅)の含有により付いているといえます(よってラジエーターを抜いたエアコンは、エアコンとしては買取れない)。
給湯器
一般家庭にもあるガス給湯器。
屑扱いに付き、動作不問。
銅の釜(赤釜や白釜)の含有で値が付いているため、釜を抜かなければ、破砕品でも買取可能だが、銅の釜がない「ボイラー」は給湯器(湯沸器)としては扱わない。
黒モーター
黒モーター(冷却用コンプレッサー)の屑であり、動作不問。
エアコンや冷蔵庫に含まれているが、冷蔵庫そのものは取り扱わない。
モーター
工業用モーターのスクラップ(屑)であり、概して外装が厚い。
モーター以外の部分が多い場合は買取価格を下げる。
100kgを超える重量の非常に大きなものもあるので、移動時は注意。
装の薄いモーターのスクラップ(屑)。
工業用モーターに比べ、外装が薄く銅率が高いため、工業用モーターよりは上の値付けをしている。
モーター以外の部分が多い場合は買取価格を下げる。
自動車の発電機のこと。
屑(スクラップ)で買うので動作不問。
トランス
小型トランス(変圧器)のこと。トランスとはトランスフォーマー(Transformer)の略。
鉄容器の中にトランスコアが含まれている。トランスコアだけにすると買取価格が上がる。
小型トランス(変圧器)の内部にあるコア(中心部)のこと。トランスとはトランスフォーマー(Transformer)の略。
鉄芯に銅が巻かれている構造。
ステンレス
ステンレスリサイクルのために、ステンレススクラップを買取っています。 鉄に10%以上のクロムを含ませた合金をステンレスといいます。
ステンレス(STAIN-LESS)は「不錆(さびない)」の意です。ステンレスは含有するクロムが空気中で酸素と結合、不動態(ふどうたい)膜を形成し、錆びにくいため、錆びては困る用途(流し台、浴槽、厨房製品、自転車の泥ヨケやカゴ)等に使われています。
アルミ
アルミニウムといってもアルミ単体でできている製品は少なく、多くは合金であり、アルミサッシに使われているアルミニウムは「6063S」略して「63(ロクサン)」や「63S(ロクサンエス)」と呼ばれています。アルミニウムは軽く、軟らかく、展性(のびる)が高く加工が楽なため、アルミサッシ以外にも、自動車のアルミホイール、自転車のリム、アルミ支柱、アルミ鍋、アルミ飲料缶、機械部品、アルミラジエーター等、身の回りで広く使用されています。
プレス機を使用してプレスしたアルミニウムの飲料缶。
アルミニウムであっても、飲料缶以外(缶詰、ヘアスプレー缶等)の混入は不可。
ベーラープレスもOK。
刷に使用される印刷版(板)であり、PS(Pre Sensitized Plate)版(板)とも。
表面に付着物や塗布物、貼物があるものは買取不可。付着物や塗布物、貼物があるものは、ライターで炙(あぶ)った際に、燃えたり、油のようなものが出てくることが多い。
バッテリー
動作不問であるが、外損がなく、Li-ion(リチウムイオン)、Ni-Cd(ニッケルカドミウム)、Ni-MH(ニッケル水素)のもの。
バッテリーの種類は表記で判別することができる。
3トン以上ある場合は、価格相談願う。
大型車用の大きなもの(1個数十kgあるもの)も可能。
動作不問(動作しなくてよい)。
液引ナシ(硫酸が入ったままでも減額ナシ)。
鉛の含まれていないもの(ニッケルカドミウム電池等)は取扱不可。
パソコン
動作不問だが、屑ではなく製品として扱うため、外損や部品抜けがないもの(キーボードやマウスは不要)。
外損や部品抜けがある場合は、パソコン屑を参照のこと。
マジックで落書きのあるものは減額し、落書き大の場合はパソコン屑扱いとする。
CPUがPentium/PowerPC(Macintoshの場合)以降のもの。それ未満はパソコン屑とする。
光学ドライブは必須(無いものはパソコン屑)。
動作不問だが、屑ではなく製品として扱うため、外損や部品抜けがないもの(マウスやACアダプターの有無は不問)。
外損や部品抜けがある場合は、パソコン屑を参照のこと。
液晶割れ品やキートップが取れているものはパソコン屑とする。
マジックで落書きのあるものは減額し、落書き大の場合はパソコン屑扱いとする。
画面の大きさが12インチ以上のもの。
薄型ノートPCで、光学ドライブを元々内蔵していないものもここに含める。
CPUがPentiumより前で古すぎる、光学ドライブがない、部品抜けがある、外損がある、液晶が割れている(ノートパソコンの場合)等の理由で、デスクトップパソコン本体やノートパソコン本体として扱えないもの。但し、マザーボードは必須。
この品目はHDD(ハードディスク)がなくても可なので、データが気になる方向け。
他の屑と分けた上で持込むこと(例:雑品と混ぜて来られた場合、弊社で量り分けることはせず、雑品として扱う)。
サーバーのスクラップであり動作不問であるが、マザーボードやCPU等の内部部品と、元の形状が残っていること(破砕する等して形状が崩れると、マザーボード等を取り出す解体作業が困難になるため)。
破砕されたものは雑品として扱う。
サーバーであるか、普通のパソコンであるかという判断は、サーバーに多少明るい人でないと困難なので注意。
UPS(無停電電源装置)が含まれている(内蔵及び一体化)しているものがあるので、買取価格については要相談(UPSは重量が大きく金属価値が低いため、減額対象になる)。
モニター
動作不問だが、屑ではなく製品として扱うため、外損がなく、本体としての部品抜けがないもの。
TFT液晶以降のもの(TFT以前のSTNやDSTNのものは雑品とする)。
マジックで落書きのあるものは減額し、落書き大の場合は雑品扱いとする。
ケーブル交換式の場合はケーブルがなくてもよいが、ケーブル直付式でケーブルがない(切断されている)ものは雑品とする。
画面サイズが14型(画面対角36cm)以上のもの。14型未満は雑品とする。
SONYと日立のものは液晶モニターとしては扱わず、雑品とする。
液晶が割れているものは雑品とする。
CPU
コンピュータ用CPU(中央演算処理装置)の買取を行っております。 金(Au)等の希少金属を取る用途で買取っておりますので、動作は不問です。よって、性能的に古すぎて使用に耐えないもの、動かないもの、ピンが曲がっているようなCPUも、買取ることができます。
CPUスクラップの分類です。 同じ名称でも外観が異なるCPUが多々ありますのでご注意ください。 例えば、Pentium4にはSocket423、Socket478、LGA775、ノート用のものがあります。
ブランドが長く続いているCeleronとなると、もっと幅が広いです。
基板
デスクトップPC、ノートPCのマザーボードであり、屑扱いに付き動作不問。
バックパネル(端子部分の目隠し板)は取り除くこと。
マザーボードによっては大きな金属板が付いていることがあるので取り除くこと。
金(Au)や銀(Ag)等の「希少金属」を取り出すのが目的であるが、希少金属はごく微量しか含まれていないので、水濡れで増加した重量も無視できない。よって、水濡れがあると減額することになるので、濡れた場合は「よく乾かす」こと。
デスクトップPCのマザーボードに挿す内蔵用増設カードであり、屑扱いに付き動作不問。
サウンドカードやビデオカード等がある。
Cバス(PC-98シリーズ)、ISA、PCI、AGP、PCI-E(x1,x4,x8,x16)。
マザーボードと拡張カードの間に入るカード(ドーターボード、ライザーカード)は、ここでの拡張カードには含まないものとする。
PCのマザーボードに挿すメモリーであり、屑扱いに付き動作不問。
少量でも計量し買取可能(最低100g、100g単位)。
デスクトップ用(サーバー用)、ノート用不問。
SIMM以降(SIMM,SDR,RIMM,DDR,DDR2,DDR3)。
表面実装のないもの(DRAMが載っていないもの)はメモリーとして扱わない(CRIMMと呼ばれ、RIMMに見られる)。
ビデオデッキ等の家電基板や電源基板。
付物が多すぎて基板と呼べないものは雑品とする 。
ハード
PC用のハードディスク(固定ディスク)であり、屑扱いに付き動作不問。
(データ漏洩防止のための)穴あけ品も可であるが、基板のないものは雑品扱い。
IDE、SATA、SCSI不問。
3.5インチ(デスクトップ用)、2.5インチ(ノート用)、1.8インチ(ノート用)不問。
ベイやレール等の付物がある場合は、必ず除去すること。
外付型のハードディスクは、分解してハードディスクのみとすること。分解しないものは雑品となる。
CD
PC用の内蔵型の光学ドライブであり、屑扱いに付き動作不問。
CD-ROM、CD-R、DVD-R(RW,RAM)、BD-R(RW)等。
5インチ(デスクトップ用)、薄型(ノート用)不問。
外付型の光学ドライブは分解して光学ドライブのみとすること(外付型のままだと雑品)。
携帯
カメラが付いている機種であること(古すぎる機種は不可という意味であり、古すぎるものは雑品とする)。
買取単位が円/kgである点に注意(円/台ではない)。
スクラップ用途であり、動作不問。
キャリア(docomo,au,SoftBank,E-Mobile,Willcom等)不問。
充電器等の付属品は含まず、本体のみが対象。
内蔵バッテリー(充電池)の有無は問わない。
穴あけ品は半額。穴あけの結果、基板に穴があくのはよいが、基板のないものは不可。
自動車触媒
自動車触媒とは、自動車から排出される排気ガスを浄化するための装置のことで、マフラーやエンジンに付いている。
買取単位は重量ではなく個数単位である点に注意。
この写真は単体撮影であり比較撮影ではないので画面上の大きさは参考にならない(小さい触媒であっても寄って撮ると大きく見えてしまう)。
ハニカムやメタルというのは内部(触媒)の網目構造のこと。ハニカムは縦横直交、メタルは半渦。
マニホールドは外装が鋳物で厚く、エンジンに直結されていることが多い。
稀にあるマニホールド(メタル)の大中小は、メタルの大中小とし、値を下げる。
稀にあるトラック用(メタル)は、メタルとし、値を下げる。
種類(乗用車用、トラック用、ハニカム、メタル、マニホールド)や大きさにより買取価格が異なるため、(続きあり?)
雑品
雑品(雑スクラップ)とは、家電やOA機器、工業機器等のスクラップのことですが、これらには、銅、真鍮、アルミニウム、ステンレス、鉄、プラスチック等が含まれています。
これらの再生資源を取り出し、リサイクルするために買取っています。買取った雑品(雑スクラップ)は破砕しますので、動作はもちろん、形状も問いません。
リサイクル不可能なもの、有毒性のあるもの、発火・燃焼性危険物等の混入は不可。